鉄分、足りてる?キレイも元気もつくる「鉄」のチカラと、上手な摂り方

栄養のこと

「なんだか最近、疲れやすい…」

「顔色が悪いって言われた」

「ダイエット中なのに、なぜか痩せにくい…?」

そんなとき、もしかしたら鉄分が足りていないのかもしれません。

鉄分は、私たちの体にとってとっても大事な栄養素。

でも、特に女性は不足しがちなんです。

今回は「鉄ってどんな働きをするの?」「どうやって摂ればいいの?」といった基本から、日常に活かせる食べ方のコツまで、わかりやすくまとめてみました!

鉄ってどんな栄養素?

鉄は、主に血液の中のヘモグロビンという成分をつくる材料です。

このヘモグロビンは、酸素を全身に届ける役割を持っていて、鉄分がしっかり足りていないと、酸素不足で体がだるくなったり、集中できなかったりします。

さらに、鉄は肌や髪の健康にも関係しているので、美容面でもとっても大切!

鉄分が不足するとどうなるの?

鉄分が足りなくなると、こんな症状があらわれることがあります。

  • 疲れやすい
  • 立ちくらみやめまい
  • 顔色が悪い
  • 髪がパサつく、抜けやすくなる
  • 爪がもろくなる
  • 冷えやすい

特に生理がある女性は、月経によって鉄を失いやすいため、意識して摂ることがとても大切です。

鉄には2種類あるって知ってた?

鉄には実は2種類あるんです。

  • ヘム鉄:動物性食品に多く含まれ、体に吸収されやすい
  • 非ヘム鉄:植物性食品に多く含まれ、吸収率はやや低め

たとえば、レバーや赤身肉、カツオやマグロに含まれるのが「ヘム鉄」。

ほうれん草や小松菜、ひじきや大豆製品などに含まれるのが「非ヘム鉄」です。

非ヘム鉄の吸収を高めるためには、ビタミンCと一緒に摂るのがポイントです!

鉄分が多い食べ物リスト

ヘム鉄が豊富な食材(吸収率が高い)

  • 鶏レバー、豚レバー
  • 牛赤身肉
  • カツオ、マグロ

※レバーは栄養価が高いけど、ビタミンAも多いので食べすぎには注意。

非ヘム鉄が豊富な食材

  • ほうれん草、小松菜
  • ひじき
  • 納豆、豆腐
  • 大豆、レンズ豆

市販のおすすめ商品

  • 鉄強化のグラノーラやコーンフレーク
  • 鉄入りの栄養ドリンク
  • サプリメント(※過剰摂取に注意)

鉄分の吸収をよくする&悪くする組み合わせ

【相性のいい食べ合わせ】

  • ビタミンCと一緒に! → ブロッコリー、ピーマン、いちご、キウイ、柑橘類など → たとえば「小松菜と豚肉の炒め物+みかん」みたいな献立が◎
  • たんぱく質と一緒に! → お肉・お魚・大豆製品と一緒に食べることで吸収率UP!

【避けたほうがいい組み合わせ】

  • コーヒー・紅茶・緑茶と一緒に摂らない → これらに含まれる「タンニン」が鉄の吸収を妨げることがあります → 食後30分以上あけて飲むのがおすすめ!

鉄分は「キレイに痩せたい人」の味方!

実は鉄分って、ダイエットを頑張っている人にこそ、必要な栄養素なんです。

  • 貧血があると代謝が落ちやすくなる
  • 疲れやすくなる→運動も続かない
  • 食欲が乱れて甘い物に走りがち

鉄をしっかり摂っていると、体に必要な酸素がしっかり届き、エネルギー代謝がスムーズに。

結果的に、脂肪が燃えやすいカラダづくりにもつながるんです。

【+サプリメントという選択肢も】

「食事だけじゃ足りないかも…」というときは、鉄分を補えるサプリメントもひとつの方法です。

忙しくて食事が不規則な方や、貧血の症状がある方には、吸収率のいい鉄サプリを取り入れてみるのも◎。

おすすめはこんなタイプ:

  • ヘム鉄タイプ → 吸収率が高く、胃にやさしい
  • ビタミンC配合タイプ → 吸収を助けてくれる
  • 女性向け総合サプリ → 鉄+葉酸+ビタミンB群などがまとめて摂れる

私がよく見かけるのは「ディアナチュラ」「DHC」「ネイチャーメイド」などの鉄サプリ。

それぞれ成分や吸収のされやすさに特徴があるから、自分に合ったものを選べると安心です!

鉄分は、女性の「キレイと元気」の土台!

食事をちょっと工夫するだけで、鉄分はしっかり補うことができます。

  • 「ちょっと疲れやすいかも…」
  • 「肌や髪の調子がイマイチ…」

そんなサインを感じたら、まずは食卓に鉄分のあるメニューを意識してみてくださいね。

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